テュービンゲン

Tübingen

大学街の美しい旧市街

Image by Th G from Pixabay

ドイツ、バーデン・ビュルテンベルク州(Baden-Wurttemberg)の州都シュトゥットガルト(Stuttgart)から電車で1時間弱、南へ下った所に大学の街テュービンゲン(Tübingen)があります。

旧市街は駅から離れているため、少し歩きます。

ネッカー川に架かる橋を渡ると左手に、中世の面影を残す美しい街並みが見えてきます。

旧市街は、丘の上のお城まで続いています。

道の両側に軒を連ねるお店を冷やかしながら、坂を登ると見えてくるのはStiftskirche、教会です。

教会のすぐそばには、ヘルマン・ヘッセが働いていた書店跡も残っています。

教会通りをさらにマルクトプラッツ(Marktplatz)へと進んでいくと、これまた見応えのある市庁舎が現れます。

記念写真に最適です。

周辺には、カフェもいくつかあるので、街並みと行き交う人々を眺めながら、コーヒータイムもおすすめ。

Rathaus Tübingen Image by Th G from Pixabay

ここから、さらに坂を上り、ホーエン・テュービンゲン城(Schlosses Hohentübingen)を目指します。

1078年創建、1606年に現在の姿となったお城の高台からは、ネッカー川や田園風景が一望できます。

城内は古代史博物館となっており、近辺から出土した氷河期の芸術品などが展示されています。

マンモスの牙で作られた小さな動物のフィギュアは、40000年前のもの。必見です。

街やお城を楽しんだ後は、ネッカー川の中洲で自然を感じながら散歩をするのもおすすめです。

大きな並木の下では、思い思いに過ごす人々の姿が見られます。

2018年頃には、カワセミも見れました。

Image by solascriptura from Pixabay

5月から9月のシーズンであれば、旧市街の川辺から、Stocherkahnという船に乗れます。

中洲からは乗れないので注意です。

船は相乗り、船頭さんの小咄に笑うことができます。もちろんドイツ語、しかも方言も混ざります。

会話が分からなくても、雰囲気と眺めだけでも充分楽しめます。

船着場の近くには詩人ヘルダーリンが晩年を過ごした塔があり、そこも小さな博物館になっています。

大学自体は旧市街から離れた所に位置していますが、街全体の空気の中に文化の香りが漂っています。

1477年創立のテュービンゲン大学は、その500年の歴史の中で『ケプラーの法則』で知られる天文学者のヨハネス・ケプラーをはじめ、哲学者のヘーゲル、詩人のヘルダーリンなど多くの有名人を輩出しています。

そんな素敵な街テュービンゲンには、雰囲気のある小道も多いので、気分にまかせてブラブラ歩くだけでも楽しめます。

まだまだ、見どころはあるのですが、この辺でおしまいです。

南ドイツ観光イチ押しの街、テュービンゲンの紹介でした。

▼▼▼ 観光局などのページ ▼▼▼

★州観光局 日本語サイト https://www.southwest-germany.jp/tuebingen

★テュービンゲン観光案内 ドイツ語サイト https://www.tuebingen-info.de/

★お城の古代史博物館 ドイツ語サイト https://www.unimuseum.uni-tuebingen.de/de/schloss-hohentuebingen.html

★ヘルマン・ヘッセの書店 Hesse-Kabinett https://www.tuebingen.de/hesse

★ヘルダーリンの塔 https://hoelderlinturm.de/

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みなさん、こんにちは。 たなまき です。 私は2011年から2018年まで7年間スイスとドイツに留学していました。 情報が古くなっていることもあると思いますが、旅、食、語学と綴っていきたいと思います。 日々更新で、内容充実を目指しています。 お楽しみいただけたら嬉しいです。

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